グレイスケールが機関投資家の関心深まる中、S-1提出でソラナETF入札を推進
グレイスケールがETF入札を進め、ソラナが年初来安値付近で取引されるなか、機関投資家の関心は底堅い。
- 公開: Apr 4, 2025 at 13:49
市場の混乱が目立った1週間で、資産クラス全体のリスク選好度が急激に低下した。トランプ大統領が世界的な関税撤廃を発表したことで、S&P500種指数は過去4年間で最も急落し、暗号市場もこれに追随した。ソラナも圧力を感じており、現在は年初来安値の112ドルに近い水準で推移している。
しかし、幅広い売りが出ているにもかかわらず、ソラナに対する機関投資家の関心は衰えていない。4月3日、グレイスケールは1億2000万ドルのソラナ信託をスポットETFに転換するため、米証券取引委員会(SEC)にS-1登録届出書を提出した。
Grayscale&rsquoのS-1提出は、SECがトランプ氏の暗号フレンドリーなアジェンダに沿った新指導部の下で、前政権が保留していた19b-4提案を認めた直後に行われた
Grayscale&rsquoのS-1提出は、前政権が保留していた19b-4提案を認めた直後に行われた。
ブルームバーグのアナリストは、これは前向きな指標と見ているが、正式な承認はまだ保留されており、最終的な期限は2025年10月と予想されている。
Grayscale’の最新の動きは、伝統的な金融大手の間で競争が激化する中で生まれた。ここ数ヶ月の間に、VanEck、21Shares、Canary Funds、そして特にフィデリティを含む大手企業がソラナETFを申請している。5.9兆ドル以上の一任資産を持つフィデリティは現在、ソラナ連動ファンドを追求する最大の資産運用会社となっており、リスクオフの環境下でも機関投資家の確信が続いていることを示している。
届出が進み、機関投資家の支持が安定している今、ソラナETFが承認されれば、ますます不安定になるマクロ環境の中で意味のある資金流入を呼び込めるかどうかに注目が集まっている。
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